研究会

関西の院生を中心に活動する「近世史フォーラム10月例会」が梅田東学習ルームで開かれた。今回は、ありがたいことに拙訳の『「名君」の蹉跌』の書評会である。佐藤宏之氏(一橋大院)は、東京からわざわざお越しいただいた。佐藤氏のコメントはあらかじめ原著者にメールで送ってあり、昨日届いたそれへのリプライを私が代読した。藪田貫先生(関大)は「複合国家」論をめぐる日米の研究動向を幅広く紹介してくださるとともに、有益なコメントを数多くいただいた。学生諸君も大いに勉強になったと思う。このほか、出席者の方々からご批判、ご助言を多数頂戴することができ、有意義だった。貴重な機会をつくっていただいた幹事の皆さんに厚く御礼申し上げたい。

終了後、居酒屋に場所を移して懇親会。若手研究者の皆さんから刺激を受けて、実に楽しい時間を過ごすことができた。