公開授業コメントを読む

11月19日に行なわれた公開授業(e-learningシステムCEASのデモ)を参観してくださった先生方からのコメントが事務室を経由して届いた。一部を抜粋して紹介させていただくとともに、私のリプライも書いておこう。

●CEASでのテストは結果がすぐわかり、正解率の低い問題について、その場で詳しく解説できるという事がわかり、すばらしい。
→たとえ大教室の授業でも1時間ごとに、小テストをすることができるし、採点の手間もほとんどかかならい。ただし、より深いレベルの議論を測ることは難しいので、別の方法を考える必要はある。

●[CEASには]ノートをとるスペースがないので、学生が話しをきいているだけだという印象がある。PC内のメモ帳でメモを取らせるのもアイディアではないか。
→個人で情報を蓄積するスペースというのも一つのアイディアかも知れない。

●魅力的な授業スタイルだ。特に、過去のFAQが蓄積されて、後の年度の受講者が過去の遺産を利用できる点は何よりの魅力だ。ただし、同じスタイルの講義を[大教室で]行なえば、FAQへの回答だけで爆発してしまいそうだが。
→自宅で過去のFAQをチェックしてから投稿させるというルールを作れば、なんとか処理可能ではないかと思われる。

●こうした形式の授業でどの程度理解度が上がるのか、今後の結果を教えて欲しい。また、どのような内容・性格の授業に応用できるか、試行の結果を聞きたい。
→CEASの機能は多彩なので、さまざまな性格の授業に応用できると思う。全部の機能を使うのでなく、適切なものを選べばよい。多くの科目で利用すれば、学生がログインする習慣がつくはずだ。