チャット授業

６限の「経済史」はe-learingシステムCEASのチャット機能を使って見る。教室に集まった学生、自宅や職場から参加した学生が同じチャット画面を使って議論。少しずつ授業内容から脱線したが、それも面白い。

たまたま同僚の先生と、今の学生は大企業にとどまるコースと、途中で小なりといえども経営者になるコースとどちらを望むかという話をしたばかりだったので、

「皆さんは、４０歳で中小企業の経営者と大企業の管理職だったらどちらを望みますか？」

という質問をしてみた。結果は、経営者希望３人、管理職希望２人、中間１人となった。意外に議論が発展し、

「経営者は毎日が仕事で休みがないと聞きます。従業員の給料決定や融資先との交渉とかかなりたいへんみたいですよ」

とか、

「バブル崩壊前なら大企業の管理職もよかったでしょうが、今なら中小企業の経営者ですね。でももっといいのは、ニュージーランドかどっかの牧場経営者」

というような発言で盛り上がった。いつもは、発言しない学生も、チャット画面では能弁になるから面白い。