慶應高校野球部(昨日の続き)

選抜に出場を決めた慶應高校の上田監督(英語科教諭)は、私と同じ1981年大学卒業のようだ。ということは元ヤクルトの青島健太氏と同期になる。青島氏とは学生時代、教育実習打ち上げ会の同じテーブルで飲んだことがあるのだが、実にまじめなで気さくな人物である(彼もまた教員志望であり、実際にオーストラリアへ行き日本語教師として教壇に立った)。この代は、慶大野球部を自由な雰囲気に変えた世代だという評判を後から聞いた。

上田監督は古い体質の高校野球の体質を変えると宣言し、エンジョイ・ベースボールを掲げている。1995年夏の神奈川大会決勝まで進んだときには、久米宏のニュース・ステーションでも取り上げられた。それから10年かかったが、ついに甲子園への出場を果たした。

高校野球部の部訓というのが、またよい。http://www.hs.keio.ac.jp/clubs/baseball/philosophy.htm

塾関係のウェブはあちこち盛り上がっており、会社を休んでも甲子園へ行くという塾員が続出している。チケットの入手が今から大変そうだ。

もし、勝ったら、校歌が流れるわけだが、これは慶應義塾歌なのか、それとも慶應高校校歌慶應高校の歌か。勝った試合を最後まで生で見たことがないので、ちょっと気になっている。

高校は男子校であるが、応援には慶應女子高も参加するはずだ。バトン部と吹奏楽部は当然参加だが、一般生徒も多数かけつけると思う。応援スタイルは、当然神宮のスタイル。早実が甲子園でやるパターンになるだろう。

[追記]
試合後流れたのは慶應義塾の塾歌。これは同時に校歌でもあった。なお、慶應高校校歌と思っていた曲は正式には「慶應義塾高等学校の歌」という曲で校歌ではなかった。