阪神ベニス球場だったかも?

京都新聞夕刊(2面)に大阪市大の橋爪先生が面白い一文(「甲子園異聞」)を寄せておられる。阪神電鉄の百年史が編さん中で、甲子園球場に関する面白いことがわかってきたという。

甲子園は甲子の年に完成したことからついた名前だが、事業構想の段階ではまだ完成年度は未定であり、いくつか候補があったらしい。その一つは「紅州スタジアム」。ベニスと読ませたと思われるので、もしかして、「阪神紅州(ベニス)スタジアム」だったかもという話である。

そこで、なぜベニスかということだが、それにはイタリアではなく、米国のリゾート文化との関係があるというのが橋爪説である。

この話題、なかなか奥が深そうだ。