野球ネット速報にかじりつく

高校野球神奈川県予選4回戦で母校慶應高校と横浜高校がぶつかった。昨秋の神奈川大会で慶應は横浜に勝って波に乗り、センバツの切符をつかんだ。今大会でも前半戦最大の山場となるカードとあって、大和引地台球場には早朝から観客が押し寄せ、予選としては異例の「満員札止め」となったそうだ。

試合は1点を争う白熱した試合となり、ネット速報にかじりついた。慶應は序盤にチャンスをものにし、2−0で最終回を迎えた。しかし、横浜も意地を見せ、ソロホームランで1点を返し、なおも2アウトからランナーを出す。

ひたすらパソコンの画面を見ながら手に汗握って応援。横浜最後のバッターは3塁ライナーに倒れ、慶應は昨秋に続いて、強豪横浜に勝利を収めた。

読売新聞によれば、慶應サイドはこの試合を甲子園への第一関門として、横浜高校の徹底した研究を行ったらしい。http://www.yomiuri.co.jp/sports/hsb05/news/20050721ie30.htm横浜の強力打線を封じることができたのは、まさにデータ野球の勝利であったといえよう。