全国学会のプログラム作成

秋に開かれる全国学会の事務局をやっていて、毎日メールや手紙が入ってくる。近日中にプログラムを完成できるところまできた。手作業の部分が多く神経を使う。

同じく秋にアメリカで開かれる学会にこちらは報告者としてエントリーしているが、プログラム作成手順の違いが面白い。こちらは、すべての申し込みはインターネット上で受け付けることになっており、参加者は全員メールアドレスを登録しなければならない。昨日、プログラム(案)がウェブ上で公開され、報告予定者全員に自分のところを確認せよとのメールが届いた。間違いがたくさんあるはずとのコメントも書いてあった。

実際、私のペーパーは2つのセッションにだぶって登録されていて、びっくりした。早速、修正依頼を出しておいた。

こうしたミスは1ヶ月ごと決まった日に修正されウェブサイトにアップされることになっているので、本当に直ったかどうか確認できる。プログラムが印刷されて配布されるのは学会当日になる。

日本の学会でもこうしたやり方は参考にすべきだろう。某学会で報告したとき、プログラムのタイトルが間違っていることに気づいた。事前に大会事務局にも連絡したが、後日学会誌に掲載されたタイトルもやはり間違ったままだった。こうしたミスを防ぐ上でもきちんとした修正プロセスを考えておくやり方は有益だろう。