夫婦がもうける子供の数、33年ぶり大幅減少

出生率低下というニュースは目新しくないので、33年ぶりの減少とはちょっと意外な話だろう。
http://www.asahi.com/life/update/0627/002.html

これまでの出生率低下は実際のところ晩婚化、未婚化が原因であり、結婚した夫婦の出生率はわずかながら上昇傾向にあったからである。

本日発表された「出生動向基本調査」で、夫婦が生涯にもうける子どもの数が2.09人と初めて2.1人を割り込んだことが発表された。初婚年齢も引き続き上昇が続いている。少子化問題は、いよいよ「新少子化社会」といわれるような新しい局面に入ったのだろうか。

なお、今回の調査で次のような点が特に気になった。

(1)職場結婚が減り、友人やきょうだいを通じた出会いが首位に。
(2)予定子ども数が理想子ども数を下回る理由は、子育てにお金がかかるから。
(3)正規雇用者の育児休業取得率は増加中、ただし企業規模で利用率に差。

詳細は、社人研のウェブサイトで読める。
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou13/point13.asp