現地高校事情

現地高校の情報がさらに詳しく入ってきた。大都市だけに高校の選択肢は多い。まず、インターナショナル・スクールがあり世界中からの高校生が学ぶ。アメリカ人の生徒もいる。また、私立高校もたくさんある。ただし、授業料はいずれも年間2万ドルと非常に高い。日本の私立高校の授業料は随分安いねと言われてしまった。これらの学校は送り迎えも必要で、富裕層のためのものだろう。

公立高校は学区で決まっており、越境はできない。学区内の子供は誰でも入れるから、名門公立校というのは存在しないわけだ。もちろん、学区による格差はあるはずだが。登校はスクールバスが利用でき、授業料もタダ同然とのこと。

教員(私立名門大学)の子弟は半分が公立、半分が私立に通っているとのこと。私立の比率は一般よりはるかに高いだろうが、それでも好みは分かれているようだ。

授業料のことを考えると、まず私立という選択肢はなさそうだ。また、基本的に外国人が入ることは想定していないようなので、ESLもないらしい。したがって、インターナショナル・スクールか、公立校かというチョイスになることがわかった。まあ、1年間の滞在ということを考えると、現地公立校がもっとも妥当だろう。

公立校であれば手続も簡単なで、とにかく行きさえすればよいとのこと。もちろん、事前に連絡を取るに越したことはないだろう(英文の成績証明書や健康診断書などは必要かと思う)。どの学校もウェブサイトがあり、スタッフ個人のメールアドレスが明記されている。住居の目星がつき次第、連絡を入れておこうと思う。