極みの京都

極みの京都 (光文社新書)

極みの京都 (光文社新書)

著者は京都生まれの歯科開業医さん。すでにたくさんの京都本を書かれているようだ。中身はふつうの京都本と一味違う。何より、その本質は、

京都で安くて美味しい店を見つけるコツ、それは一にも二にも、京都らしくない店を選ぶことにある。誰もが、ひと目見て「京都の店」だと思うような、わざとらしい店をさけるのが鉄則。(p.253)

という言葉に言い尽くされている。