昭和33年

昭和33年 (ちくま新書)

昭和33年 (ちくま新書)

「ALWAYS三丁目の夕日」の舞台となったこの年は、たまたま私の生まれた年ということで、とても気になる。昭和33年の新聞縮刷版を読み通した筆者は、その年がどんな年だったのか、また当時の人が未来をどのように予測していたのか、ということを丹念に追った。

この年の出来事はいろいろと知っていたが、板東英二が甲子園で延長18回を投げたことと、チキンラーメン発売の年だったことは初めて知った。