戦時少年佐々淳行―父と母と伊藤先生

佐々淳行氏の書いたもので文庫に入っているものはかなり読んでいるが、これは佐々氏の大学入学までの自伝というべきもの。このあとが『焼け跡の青春 佐々淳行-ぼくの昭和20年代史』(未読)に続くことになる。

もう一人の主人公は、小学校の担任の伊藤先生であるが、この先生がとても素敵だ。小学校の先生にもぜひ推薦したい本である。