夜は高校のフットボールの試合観戦

アメリカは今、フットボールの試合の話題で盛り上がっているようだ。大学フットボールは土曜日が最終戦で、正月のカンファレンスボウル出場大学が決定する。ちなみに母校ハワイ大学は西部カンファレンスで初の全勝優勝を遂げ、明日のワシントン大学戦(カンファレンスとは別の試合)に勝つとフィエスタ・ボウル出場が濃厚となるようだ。

高校レベルでもフットボールのリーグが最終段階を迎えており、息子の高校も3部リーグではあるが、プレーオフ(優勝決定をかけたトーナメント)に進み、今日はいよいよ準々決勝だ(ホームゲームで、入場料10ドル)。7時半のキックオフより1時間前に出かけたが、早くもスタンドには生徒が多数つめかけて大騒ぎをしている。15分前には国家斉唱。

試合は、終始、息子の高校がリードしたが、途中2点差でゴール近くまで攻めこまれる緊迫した展開。しかし、こちら側の劇的なインターセプトが決まって形勢は一挙に逆転。最終的には大差をつけてベスト4進出を果たした。試合が終わったのは10時を回っていたが、大観衆はスタンドの外で遅くまで肩をたたきあったり、抱き合ったりして喜びを分かち合った。



勝利の瞬間、グランドになだれこむ観衆

フットボールはなかなかルールが難しく今まであまり楽しめなかったが、こうして身近なチームの試合を見て興奮すると面白さがわかる。来週の準決勝もぜひ見に行きたい[追記: 次の準決勝はジョージアドームで行われるそうだ]。