江戸のエリート経済官僚大岡越前の構造改革
- 作者: 安藤優一郎
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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特に興味を引いたのは、忠相が非常に若くして町奉行に就任したという点。幕府の官僚制を年齢や在職年数で人口学的に分析するのも面白いかもしれない。また、部下に荻原重秀の息子がいたという事実も初めて知った。重秀というと、白石によって失脚に追い込まれたということまでしか知らなかったが、息子がその路線を継いで復活させるのに絡んだとすれば、面白い話だ。
なお、著者の安藤さんが最近ブログを始められたそうなので、ぜひ紹介したい。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yu_andoh/
江戸研究家・安藤優一郎のオフィシャルブログ
拙著についても触れていただいてhttp://geocities.yahoo.co.jp/gl/yu_andoh/view/20071216/1197778505、非常に恐縮した次第。