「授業科目の売買」とは?

週明け大学で仕事。午前中は日本に提出する報告書の仕事。午後はセミナー(英語)のペーパー書き。なかなか英語の文章がでてこないで苦労する。

大学の新聞Emory Wheelを見ていたら、科目登録の際、自分の取りたい科目が満員だとネット上の掲示板で登録を譲ってくれる人に謝礼を出すという投稿が問題になっていた。つまり「授業科目が売買される」ということである。アメリカでは一定期間内はいつでも科目の変更が可能のようで、2人で一緒に変更すればこういうことも可能なのだろう。ちなみに相場は15ドルから200ドルくらいとのことだが、なかには350ドルという値段のついたものもあるという。

もっとも楽勝科目の売買ということではなく、ビジネススクールに行くための科目を早く揃えたいといった「真面目」な動機が主らしい。学則では禁じられていないそうだが、道義的にどうかということが問題になっているわけである。