地域の教会が生き残るためには

教会の有志が集まって、金曜日の夜に聖書の勉強会が開かれている。夕食は持ち寄りだそうで、ぜひ手作りの日本食を持って参加してというお誘いを受けたので、参加してきた。

7時ごろから集まり、持ち寄りやテイクアウトの食事を好きに取り、しばし談笑。8時半頃からまず歌をいくつか歌って、10時ころまで勉強会となった。

当番なのか、出席者の中のご夫婦が前に出て、話をする。時折、聖書の一節が引用されると、誰かがそれを朗読する習慣になっているようだ。

話題は「エマージェント・チャーチ」について。キリスト教に関する知識が乏しく、その場ではよくわからなかったが、20世紀末にイギリスで始まった新しいキリスト教のあり方らしい。ポストモダン主義にもとづき、自由な礼拝を模索するものだという。アメリカでも地域の教会に若者が集まらなくなり衰退が始まっていることへの危機感の中で、こういた新しい教会活動をどう離間するかということに議論が集まった。

アメリカ社会を観察するという点でも、大変興味深い経験をした1日だった。