新選組最後の洛中屋敷跡建碑除幕式

京都の歴史地理学研究で活躍されている中村武生さんのブログで知り、ちょうど近くに行く用事があったので、見に行ってきた。




新撰組といえば、壬生の屯所が有名だが、その後、西本願寺境内や不動堂村に移転した。今回、建碑が行われた不動堂村の屋敷はその中でも最大のものだったが、現在、正確な位置を示す史料は発見されていない。今回、建碑された場所はあくまで屋敷跡近辺という位置づけであるが、考古資料の精査、あるいは新史料の発見などの期待も込めて、という点を中村さんは強調されていた。



ここから歩いて数分の場所にかつて論文の題材とした「志水町」があるが、史料に出てくる人々も日常的に新撰組と交錯していたかと思うと、なかなか面白くなってくる。

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中村武生氏のブログ