5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)

5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)

5万4千円でアジア大横断 (新潮文庫)

アジアハイウェイは、1959年に国際連合アジア極東委員会によって提唱された現代版のシルクロード。2003年には日本も加入し、東京が起点となった。本書は、そのルートを可能な限りバスでたどろうという試み。

貧しい国のバスがかえって豪華であるとか(貧富の格差が大きいため)、政治的理由で国境の陸路通過が出来ない場所(北朝鮮に加えミャンマーがあてはまる)とか、単なる旅行記以上に面白い情報を読み取ることができ、現代のアジアを理解するのに役立つ。