第50回「泊園記念講座」

泊園書院は文政年間、大坂に開かれた漢学塾であり、終戦後まで存続した。漢学塾というと「懐徳堂」が名高いが、幕末期には泊園書院の方が多くの塾生を抱える人気を博したらしい。

泊園書院の蔵書が関大に寄贈された縁で開かれた泊園記念講座が50回目を迎えた記念国際シンポジウムを拝聴したが、近世に漢学(儒学)教育が果たした役割について、あらためて考えるよい機会になった。
http://www.kansai-u.ac.jp/Tozaiken/activity.htm