学部100周年記念式典

hamano2004-10-23

関西大学経済学部は、今から100年前、関西法律学校の中の経済学科として誕生した。本日、100周年を祝う記念式典が開かれた。午前中は、東アジアの中小企業をテーマとする記念シンポジウム、午後1時半からは式典、2時から記念講演、そして5時からは祝賀パーティーと盛りだくさんの行事が続いた。

式典では、学内関係者の挨拶に続き、学外からも阪大経済学部長、関学大経済学部長に祝辞をいただいた。特に、ライバル校関学大の経済学部長からは関関の交流を盛んにして、国立大学に対抗してゆこうという強いエールを送っていただいた。関学大経済では、現在学内ディベート大会の準備で図書館は満杯という話だ。わがゼミもインナー大会をめざしてはりきっているので、大いに勇気付けられた。

講演では、太田房江大阪府知事の話が印象的だった。大阪の景気回復が何によって実感できるか。それは、阪神高速道路の交通量だという話。平成15年に比べ、16年の交通量は明らかに伸びているらしい。そして、これからの大阪、関西のキーワードは、「バイオ産業」「ロボット産業」「観光産業」だという。会場を埋めた学生諸君が実に真剣に聞いている姿が印象的だった。