久しぶりトロッコ列車に乗る
毎週月曜日、山陰線に乗って非常勤先へ出かけるが、紅葉の景色を楽しみたくなり、山陰線の旧線経由で行ってみることにした。この路線は嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車として保存されていてシーズン中はかなり混雑するが、なんとか朝の指定券が２日前に買えた（実は、つい最近、この会社にゼミ生が就職していることを知り、こんど乗りますと約束したところであった）。
満席の上、立席乗車の客を乗せた列車は嵯峨嵐山駅を発車、嵐山の景観を楽しみながら、保津峡を登る。新線は早いがほとんどがトンネルで抜けるので、景色の楽しみはない。一方、旧線はゆっくりとしか走らないが、秋の紅葉を満喫できる。かつては時間がかかって不便な路線だったようだが、たまにはこういうのんびりした「通勤」もよい。
片道600円の贅沢な通勤だったが、いつもの時間より少し早く非常勤先には到着。普通どおりの授業をこなした。
