教員採用試験合格を祝う

今春卒業したゼミ1期生から2名の教員採用試験合格者(高校と小学校)が出た。すでに現役で私立高校教諭に採用された者が1人おり、都合3名の教員が誕生したことになる。ビジネスマン養成学校というイメージの強い経済学部にしてはめずらしいことだろう。その合格を祝い、3名のゼミ卒業生と梅田で鍋を囲んでささやかな会を催す。

教員の出身学部が教育系や文学部に偏ることは、本来の教員養成制度からすれば、よいことではない。社会科学系の学部でも教員を目指す学生が多いが、その大半が途中で挫折するのは周囲に同じ目標を持つ学生が少ないためもあるだろう。

1期生は合計7名の教職課程履修者がいて、切磋琢磨してがんばってきた。まだ他にも教職をめざしている卒業生、大学院生がいる。目標めざして、大いにがんばってほしいものである。

同じ教育の仕事に就く者同士ということで、教師と教え子というより同業者として大いに語り合えて、本当に楽しい祝賀会であった。