一昨日からライブドア問題で株式市場は大混乱だ。今朝の京都新聞朝刊には、いつもお世話になっている寺本益英先生（関西学院大学・日本経済史）の談話が載っていた。
「規制改革はビジネスチャンスをつくり、経済活性化の効果はあった」としながら「総選挙圧勝などで規制改革のデメリットの議論が封じ込められた。法律違反スレスレなら何をやっても良いという倫理観の崩壊が進んだのではないか」と話す。
同じ記事の中では、規制改革を支持する安倍晋三官房長官の談話と、それに批判的な加藤紘一自民党元幹事長の談話も掲載されているが、小泉後継をにらんで今後の展開がどうなるのか、気になるところだ。
