アジア学会(第2日)

朝1番で8時半から行われるセッションに出席する。15分前に行ったが、報告者以外に誰もいないので、どうしたのかと思ったが、開始時間直前にどんどん人が入ってきた。よく考えたら、ほとんどの人はこのホテルに宿泊しているので、時間ぎりぎりに来るのだろう。

セッションは近世日本の病気がテーマで、今回、もっとも自分の研究に関係があるものである。このテーマは日本でも研究者はそれほど多くなく、なかなかセッションを組むことが難しいと思うので、アメリカでこれだけ研究が盛んだというのは驚きだ。

セッションを通じて興味を持った点。

  • 幕末のコレラ・はしかの流行を経験したことが、明治期の衛生行政とどうつながるのか。
  • 幕末の病気への対応策は、同時期のヨーロッパと比較してどのように位置づけられるのか。
  • 幕末の病気は港湾における検疫にどのような意味を持ったか。

夜は、久しぶり日本食レストランへ。寿司、てんぷらなどを堪能。