MANDARAで地図を作成

6月の日本人口学会では、京都の宗門改帳に記載された、のべ3万人以上の人びとの「生国」を分析した結果を報告する予定にしている。

生国は旧国別にデータが得られるが、その数値を地図上に表わすことができれば便利である。すでに手書きの地図を作っているが、ここはぜひ、PCを使ったものを準備して発表したい。

研究者の間では、MANDARAというフリーソフトがよく使われており、今回、それを使わせてもらうことにした。旧国の白地図が見つからなかったので、午後、時間をとって作成する。

フリーハンドでトレースしたものをスキャナーで読み込み加工した。データ化のポイントは、不要な線を除去して、国の範囲を面として認識することである。不要な線の番号を見つけ、その番号を入力して削除すると、すべての旧国が認識され、きれいな地図を描くことができた。