研究メモ

表の校正

パスポートの申請書を入手。期限が切れると「戸籍抄本」が必要だった。明日、本籍地の市役所に郵便で申し込み。午後、会議が1つ。部屋に戻ってから、某選書に掲載する表の校正。ひとつずつ、原表に戻って数字をチェック。

写真撮影

教授会、研究科委員会。某選書はカバー裏のところに小さな著者写真が掲載される。その写真を大学近くの写真館で写してもらった。自分で撮った写真とはやはり出来栄えが違うものだ。ついでに、パスポート用の写真も撮影。昨年期限が切れたまま更新していない…

校正続き

昼に1件、会議。その後、また校正。今度は、初校を一通り読み、校正者の鉛筆書きコメントをチェック。解決できない個所には付箋を差し込む。

校正を始める

某選書の校正を開始。まずは、校正者の手が入った原稿を読んで、疑問箇所に付箋をつける。表記の統一は非常に丁寧に行われており、自分の参考に、一覧表を作ってみる。

某選書の初校到着

某選書の初校が出版社から送られてくる。「某」と書いているのは、まだタイトルが決まっていないから。仮題としてつけられているのは『歴史人口学』という非常におおざっぱなもの。実際のタイトルは、出版社からいずれ、提案があるようだ。初校は図表がまだ…

図版使用許諾申請

某単行書、原稿完成後、ほったらかしだったが、図版使用の件で問い合わせ。先方の大学は今日が年内事務最終日だったが、好意的に対応いただき内諾を得ることができた。これで、許諾関係の仕事も一段落。あとは初稿が出るのを待つのみとなった。

最終入稿

某単行書の最終稿を夕方メールで送信し、ひと段落。昨年暮れから書き始めたので、1年かかったことになる。順調にゆけば、来春あたり刊行の運びとなりそう。

原稿

某単行書の最終稿は本日、入稿の予定だったが、いくつか修正があり、もう1日延ばしてもらうようにメール。夕方ようやく修正が終了し、完成。明日、一通り読んですべての原稿(「あとがき」を除く)を送信するつもり。

某単行書v.0.6完成

完成稿を手直しすること5回。6回目のバージョンが仕上がる。入稿予定まであと10日。数名の研究仲間に厚かましくも、原稿を送付してコメントをお願いした。残る図版も早めに仕上げたい。

原稿再チェック

某単行書の原稿を、図表と照合しながら再点検。ファイルは月末までいじれることになっており、あと2回くらいは読み直す必要があるだろう。

写真の選択

単行書の図版を入稿したが、これに加え、写真を何枚か追加することになった。一般向けの本なので、写真を入れて親しみやすくということである。原稿を見ながら、いろいろ考えてみたが、古写真を1枚は入れてみなくなった。長崎大学のサイトが有名だが、ここは…

図表を入稿

某単行書の本文を先週入稿したが、本日約束どおり、図表のデジタルデータを入稿した。昨年末にスタートした、この仕事も、これでようやく一段落。ここから出版までのプロセスを覚え書きとして、ここにメモすることにした。

某原稿を仕上げる

5年前に依頼され、昨年末からようやく書き始めた、某単行書の原稿がようやく一段落。あとは、図表と後書きだけになった。字数にして8万字強。書き下ろしで1冊書くのは初めてなので、なかなか大変だった。明日朝、編集部に添付ファイルで送る。図表のデジタル…

MANDARAで地図を作成

6月の日本人口学会では、京都の宗門改帳に記載された、のべ3万人以上の人びとの「生国」を分析した結果を報告する予定にしている。生国は旧国別にデータが得られるが、その数値を地図上に表わすことができれば便利である。すでに手書きの地図を作っているが…

旧国別白地図

6月の人口学会で旧国別のデータを提示するのに、ふと白地図が欲しくなって探したら、wikipediaに白地図がアップロードされており、パブリックドメインとして使えることがわかった。いずれmandaraでも使いたい(色分けのため)ので、トレースしてスキャナーで…

書評

『日本歴史』に執筆した書評が掲載された。浜野潔「書評 杉森哲也著『近世京都の都市と社会』『日本歴史』第741号pp.116-118(2010.2)同じ号の福岡万里子氏の論文が面白い。安政五ヵ国条約後、幕府はベルギー、プロシャなどに対しては、「鎖国」を継続する…

戦後の日本研究

終日、期末試験の本部待機。本部ではすることがないので、たいてい本を読んでいる。次年度、アメリカの日本研究について講義を1コマ依頼されており、その関係の資料を調べているが、国際交流基金に日本研究シリーズというのがあり、その1冊を読んでみた。著…

豊川良平

慶應義塾150周年を記念し刊行された『慶應義塾史事典』でいくつかの項目を担当したが、その中に「豊川良平」という人物がいる。あまり知られていない人であるが、岩崎弥太郎の従弟で、14歳で両親をなくし、岩崎家に引き取られた。弥太郎、弥之助とは兄弟のよ…

一人っ子政策見直し?

産経新聞の記事。先月も同じようなニュースがあったが、今回は具体的な方策が人民日報に掲載されたようで、注目してゆきたいニュースである。 http://sankei.jp.msn.com/world/china/091126/chn0911261713003-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/world/china/0…

スペインインフルエンザからの教訓

今回の新型インフルエンザについて、少しずつ楽観的な見方が広がっているが、速水融慶大名誉教授が毎日新聞へのインタビューで警鐘を鳴らしている。 慶応大学の速水融名誉教授(歴史人口学)は、新型インフルエンザは1918年から3年間猛威をふるったイン…

共著論文

以下の論文が刊行された。Mary Louise Nagata and Kiyoshi Hamano“Marriage Market in Early Modern Kyoto, 1843-1868”The History of the Family 14(1) pp.36-51(2009)博士論文で扱った京都の歴史人口学の共同研究バージョンだが、ようやく1本活字になった…

慶應義塾大学学術情報リポジトリ

慶應の歴史を調べる必要ができネットを検索していたら、『慶應義塾百年史』の全文が下記で公開されていることがわかり、非常にありがたかった。 http://koara-a.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/news/

Rの勉強を始める

あっという間に3月。春休み中に書くはずの原稿にはまだ手付かずだが、今週、来週とそれぞれ講演、報告があり、そちらの準備を優先。久しぶり、統計学を勉強したくなり、先日購入した『Rによるやさしい統計学』をひも解く。まずは最新版をPCにインストール。

近世後期の領主支配と地域社会―「百姓成立」と中間層

近世後期の領主支配と地域社会―「百姓成立」と中間層作者: 山崎善弘出版社/メーカー: 清文堂出版発売日: 2007/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る近世史研究において、「地域社会論」とよばれる分野がある。1980年代あたりから研究がさ…

スペイン・インフルエンザ死者の新推計

1918年に世界中を襲った20世紀最大の新型インフルエンザ「スペイン風邪」の日本での死者が48万人に達していたという新推計を日米の研究者がまとめ、12日付の英医学誌(電子版)で発表した。当時の内務省の報告では死者は約39万人とされていた。 …

書評

午後、初の会議。いよいよ本格的な業務開始。神戸大学の平井晶子氏による拙著『近世京都の歴史人口学的研究』への書評が『人口学研究』43号に掲載される。まず、詳細な内容紹介をいただいたが、自分で書いた要約よりもよくまとまっている素晴らしい紹介だっ…

関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センターで報告

以下の報告を行なう。 2008年度 第2回歴史資料遺産研究例会 日時 2008年12月18日(木) 午後4時20分〜午後5時50分 会場 関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター棟1階(文化遺産実習・展示室) 講師 浜野 潔 研究員 (関西大学経済学部教授) 演題 近…

研究会ご案内

関西大学 なにわ・大阪文化遺産学研究センター 2008年度 第2回歴史資料遺産研究例会日時 2008年12月18日(木) 午後4時20分〜午後5時50分 会場 関西大学なにわ・大阪文化遺産学研究センター棟1階(文化遺産実習・展示室) 講師 浜野 潔 研究員 (関西大学…

書評の御礼

初単著、『近世京都の歴史人口学的研究』(慶應義塾大学出版会)刊行から1年余が過ぎ、そろそろ書評を目にする時期になっている。インターネットで検索したところ最初の書評が9月に出ていた。放送大学の杉森哲也先生が『日本歴史』725号(2008.10)に書かれ…

大名・旗本の通称

エモリーで週1、2度、幕末薩摩藩の文書(ただし刊本を利用)を読む勉強会をしている。ちょうど嘉永年間の文書だが、『篤姫』のストーリーとも重なることがたくさんでてきて面白い(篤姫はこちらでもDVDなどで見ている日本人は多い)。ところで、書簡などかな…